本 「ハヤーティ・パレスチナ―夢をつなぐカフェ」藤永香織著
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『ハヤーティ・パレスチナ 夢をつなぐカフェ 復刻版』は、ガザのパレスチナ人と結婚した著者が、ガザでの生活を通じて「自立とは何か」を問いかけた手記です。
現地では夫婦でカフェを開き、地域に雇用を生む小さな事業を試みながら、人々と共に歩んできた経験が綴られています。
本書には、以下のような著者の洞察が随所に記されています。
「活動はあくまでもパレスチナ人のためにあるべきで、外国人の自己満足であってはならない」
「子どもには本を、大人には仕事を」
「ささやかでも幸福感や安定感を手にすれば、相手にやさしくできる」
「相手の立場になって考える想像力」
「先入観や価値観を押し付ける危険性」
こうした視点は、単なる援助論を超え、人間関係の根本や共生のあり方にまで深く迫っています。
ガザの人々のリアルな日常や挑戦を知りたい方、国際協力やコミュニティづくりに関心のある方、そして人間関係をより深く考えたい方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
■ サイズ
縦:13cm
横:18cm
ページ数:136ページ
以下、アマゾン、レビューより
パレスチナ人と遠距離結婚した著者(年に一度、エジプトでしか会えないが毎日電話をしている)が、ボランティアから学んだことや反省から、パレスチナ人の自立を探る手記。ガザ地区に住むパレスチナ人にも、難民もいれば、そうでない人もいるが、貧富が逆転している場合もあり一筋縄でいかないパレスチナの事情がよくわかる。イスラムの休日が金曜日であるとか、ラマダン、犠牲祭の話、パレスチナ人の夫が経営するカフェによって、少しずつ、パレスチナの人たちが自立していく様子が生き生きと描かれている。
「活動はあくまでもパレスチナ人のためにあるべきで、私たち外国人の自己満足のためであってはいけない」、「子供には本を、大人には仕事を」、「ささやかでも幸福感や安定感を手にすれば相手にやさしくする余裕が生まれる」、「相手の立場になって考える想像力」、「相手をきちんと認識せずに先入観や価値観を押し付けるのが、いかに危険か」(いづれも本文から)と、ヒステリックにならずに、冷静に分析している人間論でもある。現在、日本の社会を考えるうえでもとても示唆に富む言葉だ。一夫多妻制は、色々な考え方もあるが、「女性や子供の保護」でもあり、アラブの女性にとって「制約」と「保護」は表裏一体である。
ハヤーティとはMy Lifeのアラビア語。
パレスチナへの理解の一助となりました。
