ハヤートナの代表、ヤスミンこと藤永香織さんは再発した癌の治療で入退院を繰り返しています。抗がん剤の副作用は厳しく辛いです。毎日、毎日、ガザの息子たちと話し合い聞くガザの様子や息子たちの日常などみなさんにお知らせしたい書きたいことが頭の中をぐるぐるしていると言います。その思いを文章にできる体調ではありません。支援していただいている皆さんに申し訳ないとくり返しています。 今回は藤永さんが話してくれたことをスタッフの尾上さんがまとめてガザの様子を書いてくださいました。
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【ドローン攻撃が続くガザ】
2026年4月22日 尾上光(ハヤートナ事務局) ガザはイスラエルによる攻撃の真っただ中です。昨年の停戦合意はイスラエルのガザへの攻撃を止めるのではなく、マスメディアのガザ報道を辞めさせ、世界中の人々のガザへの関心を止めさせたにすぎません。イスラエルは連日、ドローンでのミサイル攻撃でガザの人々を虐殺しています。2週間前、藤永香織さんのガザに住む息子、マッスーシがハンユニスの寺子屋に出かけようとして、瓦礫の集合住宅を出たとたん、わずか5メートル先でイスラエルのドローンがミサイルを発車しました。凄まじい爆音と爆風に彼はすっ飛んで引き返しました。怪我しなかったのは奇跡です。虐殺されたのは子どもを連れて歩いていた人(ハマスと目された?)だったと後で聞かされたそうです。ドローンは常時飛び交っています。停戦合意以降、イスラエルによって虐殺されたパレスチナ人は750人を上回ります。
2月28日、アメリカとイスラエルはイランへの全面攻撃を開始しました。この攻撃開始と同時にイスラエルはガザへの物品搬入口である検問所を全て閉鎖しました。人が通行できる唯一のラファ検問所も閉めました。ここには二万人ちかいイスラエルの爆撃で重傷を負い外国の病院での治療を浮ければ助かる人たちが通過の順番を待っているのですが、ここも閉じられました。待たされている人たちは死を待つだけです。数か所の検問所が開かれたという報道もありますが、ガザへ搬入される物資はほんのわずかです。物価は高騰し、買いだめに走る人たちもいます。
【強盗団に襲われる】
ガザではハマスとイスラエルに支援され武装した一族との戦闘が続いています。それだけではなく武装した強盗団がガザの人々を襲撃しています。先日、息子二人(マッスーシとムハンマッド)らがハヤートナからの送金を受け取りに行ったとき、強盗団に襲われました。拳銃を突きつけられ、お金を奪われ、マッスーシとムハンマドが拳銃で殴られ、頭に怪我を負いました。この強盗団はほかにも強盗を働いており、被害届がたくさん出ていたのでハマス警察は逮捕したそうです。事情聴取に呼ばれた息子たちに対して警察署の中で、警察官の前で、強盗団がそばにあった杖で息子たちに襲い掛かり、マッスーシが膝にじん帯裂傷の大けが負いました。病院に運ばれ治療を受け三週間の安静だと診断されました。マスーシは怪我した右足は絶対に動かしてはいけないといわれ、一日中寝たままです。トイレなどは兄や友人が手助けしてくれます。 マッスーシが寝込んでいる間は兄さんのムハンマドがマワシのテント学校での「おやつクラブ」に取組んでいます。兄のムハンマドはインターネット関連の仕事を頑張っています。毎週一回のおやつクラブのためにマワシにムハンマドが行ったとき、マワシのテント学校は大変なことになっていたのです。テントの敷地を持つ大家がしっかりした便所を作っていなかったので汚物と汚水が流れだし、テント学校が使えなくなり、離れた土地に移動していました。よくあることです。新しい土地でのテント学校は前よりも少し狭いが「おやつクラブ」は子どもたちの笑顔に迎えられてやることができました。
是非、コーヒーを飲んで継続支援をよろしくお願いします!

