2026/06/23 20:59

新たな寺子屋をガザに

ハヤートナからガザの最新情報が届きました。

事務局に問いあわせて、少し整理してみました。

https://www.hayaat-na.org/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


これまでハヤートナは、ガザ現地でイギリスの支援団体が借りていた敷地(テント教室)の一部をお借りし、子どもたちへの寺子屋やおやつクラブの活動を行ってきました。しかし、ガザ地区内では下水処理が完全に麻痺しており、汚水が溢れかえる深刻な衛生問題が発生。イギリスの団体は大家との交渉を経て、大家が持つ、別の場所へ移転することになりました。

しかしその後、このイギリスの団体が大家と家賃滞納を巡るトラブルを起こし、結果として全く別の遠い場所へ再移転してしまいました。そのため、元の場所にいた多くの子どもたちが、学びの場を失い置いてけぼりにされてしまうという事態が発生したのです。

元の場所の大家さんからは「家賃が入らなくなったため、ハヤートナでテントを買い取って学校を運営し、家賃を支払ってほしい」との打診がありました。しかし、ここで活動を続けるには多額の費用がかかるため、近隣で他に活動できる場所がないか探しました。

その結果、徒歩30分ほど離れた場所で、テントを使って子どもたちにコーランの読み聞かせをしている女性に出会いました。その場所も、かつて別の学校が運営されていたものの、海外からの支援が途絶えた(ガザの報道減少に伴う影響とみられます)ために、家賃滞納でテントを残したまま閉鎖された場所でした。

現在の大家さんは、コーランの読み聞かせ活動には家賃をとっていませんでしたが、新たに学校を開設するにあたっては費用の支払いが発生します。ただ、大家さんは現地スタッフであるムハンマド先生の人柄を大変気に入り、「学校のためならテントは無料で貸したい。しかし、前の一件(3,000シェケルの家賃踏み倒し)があり自身も生活が苦しいため、なんとか2,000シェケルでテントを買い取ってほしい。その代わり、月々の土地代は500シェケルで良い」と破格の提案をしてくださいました。読み聞かせの女性もハヤートナの学校開設を歓迎しており、今後も無料で読み聞かせを続けてくださる予定です。

元の場所にいた子どもたちにとって「徒歩30分」の移動は簡単ではないかもしれません。そのためムハンマド先生が定期的に元の場所へ足を運び、青空教室の形でおやつクラブを継続できないか、あるいは新しい場所へ通う方法がないかを模索していきます。

これらを総合的に判断し、ハヤートナはこの新しい場所での学校開設を決断いたしました。

開設と当面の運営にあたり、以下の通り合計3,200シェケル(約17万5,000円〜20万円)の資金が必要です。

テント買い取り代金: 2,000シェケル

月々の土地代(家賃): 500シェケル

学用品代(50人分・将来的に100人分を想定): 700シェケル (鉛筆:1本2シェケル / ノート:1冊5シェケル)

子どもたちの学びと笑顔を守るため、迅速に準備を進めてまいります。

引き続き、SAKABEKOでは、売り上げの一部をハヤートナの活動支援に当てたいと思っています。ご協力よろしくお願いします。