2026/09/09 19:31

皆様、あっという間に9月ですね。ようやく涼しくなってきました。いつもSAKABEKOを応援いただき、本当にありがとうございます。
来月10月で、ガザでの戦闘が始まってから3年、そして停戦合意から1年が経ちます。
私、佐藤は1997年から2002年までパレスチナに駐在していました。その後はイラクやシリアのプロジェクトに携わっていたため、しばらくパレスチナからは遠ざかっていました。
これまで数年に一度、イスラエルとパレスチナの間で衝突が起き、ガザが攻撃されることがありました。これらは戦闘が始まっても1ヶ月ほどで収まることが多く、どこか「予定調和」のような側面を感じていました。イスラエルの弾圧が続く中、パレスチナ人の不満をガス抜きするかのようにハマスが「抵抗」を叫び、イスラエルは最新鋭の防衛システムや兵器を誇示して軍事産業が潤う。パレスチナ自治政府は傍観することで自らの地位を維持する――。そんな、双方にとってある種の「バランス」が保たれた構造の中で収まっていたのではないか、と捉えていたのです。イラクやシリアの凄惨な状況を目の当たりにしていたこともあり、どこか傍観してしまっていた部分もありました。しかし、3年前のハマスによる大規模な奇襲は、その前提を根底から覆してしまいました。
「どうしてイスラエル軍はここまでガザを徹底的に攻撃するのか」
国際刑事裁判所(ICC)は、戦争犯罪の疑いでネタニヤフ首相とガラント元国防相に逮捕状を出しました。ハマス幹部にも逮捕状が出されましたが、彼らはすでにイスラエルによって暗殺されています。さらにアメリカは、逮捕状を出したICCの赤根所長に対して経済制裁を科す事態にまで発展しています。
いま、世界は一体どうなってしまっているのだろうか?
そんな強い危機感から、ジャーナリストや人道支援活動家、研究者などが集まり、「パレスチナのいま展」を開催することになりました。この激動の3年間をしっかりと振り返る展示です。詳細はぜひ、クラウドファンディングのページをご覧ください。
私の登壇は 10月4日のシンポジューム14:00ー @東京大学駒場キャンバス
      10月9日(金)18:30ー「パレスチナの夜」第三夜の企画運営@Impact hub Tokyo
      10月10日(土)14:00 ユネスコ区民講座@目黒美術館区民ギャラリー
です。ぜひお越しください。